【本日の日経新聞記事より】為替相場の展開と円資産の価値が問われる?
おはようございます☀
今日は昨日の日経新聞から円と外貨資産に関する記事が載ってたので共有です(マーケット面
2ケタ円高消滅5年)
端的にまとめると
円の方は上がりにくくなっている。=円安気味である。1ドル=100円をここもと5年は切っていない。1番直近切ったのはEU離脱宣言の99円これは日本の経済の構造変化と長く続く低金利の影響である。
円安は貿易輸出の多い日本にとっては有利だが一方で海外からの輸入品は減っていないため輸入品の、値段は高騰するリスクもある。
と、最後は円安による経済懸念もあると締め括っています。
わたしはこの記事の内容に共感している方なので今回抜粋しました☺️
今までの10年の為替相場の動きとこれからの10年の為替相場の動きは違うのではないかなと思っています。
今までは何が有事の時(〇〇ショックとか株が売られる時)はリスク回避の円買いが働いてました。日本は安全資産とされるのでこういう時買われやすく円の価値が上がる・すなわち円高が働いていました。
しかしこれからは円が買われにくくなる・つまり円の価値が海外から見て下がる円安傾向が強くなっていくのではないかなと。
なので個人的には 外貨 の資産を持つことも大切かなと思います。【米ドル預金ですね】
ちなみになぜ円安傾向なのか理由は大きく2つあると記載がありました
①日本の経済構造の変化
②低金利
①日本の経済構造の変化
企業の海外進出に伴い貿易より投資で稼ぐ姿も定着してきた。日本の経常黒字は20年度も約18兆円と高水準だが、貿易黒字は4兆円未満にとどまる。海外からの利子・配当を含む第1次所得収支の黒字(約21兆円)が多い。貿易黒字と異なり円に交換される比率は小さいとされる。
(日本新聞より引用)
つまり日本企業が海外に進出し海外通貨で利益を上げ、それを投資に回すため円に戻さなくなっている=円の通貨量が減り価値も落ちている
こんなイメージなのかなと解釈しました💦
②低金利政策
100円突破がなかった5年間は、日銀が長短金利操作政策(16年9月開始)のもとで、短期政策金利をマイナス0.1%、10年物国債利回りをゼロ%程度と低位に誘導した時期とほぼ重なる。一定の内外金利差は日本の対外証券投資を増やす要因にもなった。
つまり海外から見ても金利のつかない通貨は魅力ではないため買われない。そして他の通貨との金利差から資金は海外投資に向かい益々円の価値が下がりやすくなっている
こんな感じでしょうか?
最近始まった積立NISAのファンドランキングも圧倒的海外株への資金流入が多いですもんね💦
日本人であるわたしにとっては
戦争もなく経済も安定している・借金は多いが個人の金融資産が多いため安全通貨としての円の価値大きく下がらないで欲しいなとも思いつつ、やはり外貨を持って資産防衛する事も大切なのかななんて思ってしまいました💦😭
以上 日経新聞記事より感じたことをお伝えしました!