ミレニアル世代のマネープランブログ

現役金融会社員 マネープランに関する記事をお届けします

今新しい投資先を検討するならどこが面白そうか。

既に運用をいくつか持っている方で、余剰資金を投資に充てたいけどどこに投資すべきか迷っている方も多いと思います。

これは個人に限った話ではなく企業も同じです。企業の株価は昨年と比べて大きく上昇した企業が多く、尚且つ今は金融緩和で金利が低いため金アマリの状態と言えます。

コロナも落ち着いてないし、株式投資はちょっと値段が高そうな感じもするし。。。。

うーん。。。🤔と悩んでしまって

結局は投資するタイミングを逸してしまうなんて事はあると思います。

 

今回、私が考える今投資するなら何に投資をするか。理由も添えてご紹介します(あくまで個人的な意見なので賛否多数だと思います。参考程度でお願いします🤲!)

【前提】既にバランス投資信託や米株投信の積み立て投資は始めている方・運用経験者

 

SDGS関連のテーマ型ファンド【ESG投資】

SDGS最近ニュースやテレビで目にする機会多いですよね。

こんなマークのバッジ付けてるお偉さんとかTVでみませんか?

👇

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SDGS

これから(2016年から2030年の15年)世界全体で取り組みましょうという17の問題解決。国際サミットで決められたものです。

それぞれのテーマカラーがあってそれがマークにも反映されてますよね。カラフル😊

地球温暖化対策もその一つ。

その取り組みのために脱炭素があります。

そこから電気自動車EVの注目も集まっています。

今やこういった問題に取り組むことで企業価値が高まり、新しいマーケットが生まれ株価の上昇につながると考えられます。

寧ろ問題に取り組まない企業には銀行から融資の制限がかかったり税金が重くなったり。

問題解決✖️新なマーケット→企業価値の上昇

そしてSDGSとよく一緒に出てくるワードに

ESG投資という言葉があります。

E→環境 環境に配慮

S→社会 社会に貢献(SDGSの課題解決)

G→企業統治 収益を上げつつクリーンな運営

この3つの観点から投資企業として選ばれるのがESG投資です。

すごくざっくり言うとSDGSに貢献してる企業を選んだ投資がESG投資というようなイメージでしょうか。

ESG投資は日本の年金を運用しているGPIFも投資先に組み入れています。

 

個人的にはEVとかある一部の取り組みだけを取り上げたファンドよりも

SDGSの一つである気候変動への取り組みを行なっている企業のみを集めたファンド】

というように特定の業種(EV)で投資先を固めるのではなくてあくまでテーマはSDGSだけど業者はバラバラなものの方が良いと考えます。あらゆる角度から問題に取り組もうとしている有良企業を集めるので投資先の偏るリスクもなくなります。

 

フィンテック企業ファンド

フィンテック=IT✖️金融

金融といっても幅広く 銀行(法人決済・外国送金・資産ロボットアドバイス・アプリでの家計管理)・保険・個人決済・資産運用

お金にまつわる動きをIT化させる動きはキャッシュレスを始め今後まだまだ市場は大きいとの見方があります。

需要がある=マーケットも大きい→株価上昇期待有り

このフィンテック企業には今後5年10年見て伸び代があるなと感じれば投資しても良いんじゃないかと思います。

ただしこういった高収益株投資は世の中の金利上昇には非常に敏感で上がる時は一気に上がるけど下がる時も一気に下がります。

個人的には下がった時に買い増しができるくらいの金額で長期で運用させる!という意志で投資すべきファンドかと。

短期での売買は危険すぎます。

 

 

③ハイイールド社債ファンド

社債の仕組みはご存知でしょうか?

一言で言うと借用証書

企業がお金を借りるために発行するもので満期まで持ってると元金が戻ってきてその間一定の利息が決められているものです。

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ハイイールド債は発行体の格付け(信用力)はに低いけど利回りは高いですよ。という社債です。

なぜハイイールド債ファンドなのか。

①債券の利息が高いから。

②最近はコロナによる経済の不透明性が昨年より薄れて企業倒産(デフォルト)の見極めができるようになってきたから

③通常債券ファンドは金利が上がると(景気回復すると)債券価格は下がるがハイイールド債については企業の信用力があがる(デフォルトリスクが減る)ため価格は上がる傾向にあるから。

基本的に債券のファンドは利金の積み上げ✖️債券価格の上昇で利益を得ていきますが

たとえ債券価格が下がっても長期で持てば積み上がった利息のおかげで価格は割と安定的に動く可能性が高いと言われています。

 景気後退局面から景気上昇局面に入るこのタイミングで資産の組み入れとして検討余地がありますね。

 

④外貨預金(米ドル)

最後は投資信託ではなく外貨の預金です。

つまり米ドルの資産を持ちましょうと言うことです。

まず、このタイミングで米ドルを持つべき理由

①為替が高くはない

②今はアメリカの政策金利国債金利も)低いがFRBが今後の経済回復を見ながら2023年ごろには金利を上げる発言もあります。

つまりその頃には再びドル需要が加速してドルが上がる(円安ドル高)になる可能性が高いからです。

③②と関係しますが、もし金利が上がれば

持っている米ドルを活用して米ドル建ての利回りの高い社債国債に預け場所を変えることでドル自体を増やして行くことが可能だからです。

おそらくその時に円からドルにしようとすると為替はドル高円安になってしまっている可能性が高いです。

金利が低くてドルが高くないうちに円からドルに変えておくのは個人的に良いかなと考えています。

 

以上個人的に思う投資先でした!

投資の世界に絶対はないし、予測と反対に動く事も全然あります。

しかし、私たち個人投資家機関投資家よりも優位に立っている点。

それは時間がある事だと思います。

彼らは一定期間の間に売り買いをしなくてはならない制限があります。

個人投資家になその制約はありません。

下がっても焦って売らずに運用し続けることが可能です。

また当時の最大のリスク緩和方法である積立での買付や下がった時にいつでも自由に買うことができます。

長い目でヤキモキせずに運用していきたいなと私は考えています。

 

長くなりましたが以上です。

バイバイ👋