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投資は短期よりも長期が良いという理由がわからない?

こんにちはもりちまです☺️

今日は短期投資・長期投資について考えたいと思います。

ここ一年米株を中心に大きく値上がりしている環境。

利益も出てるしこの辺りで一度利益確定させておこうかなと考えている方も多いと思います。

そもそも投資には短期で利益を出すパターンと長期で利益を出すパターンと2つあります。

よく金融機関で相談に行くと長期分散投資をお勧めされませんか??

投資先をさまざまな金融資産に分散して長期で運用する事を案内されますよね?

なぜなんでしょうか???

お客様の中には長期で運用する意味がわからないわ。短期で利益出す事を考えています。

という反応の方もいます。

 

そんな反応に対して私なりの考えを述べてみたいと思いました。賛否両論あるかもしれませんが参考ということで見ていただければ嬉しいです。

短期投資(主に株式)

短期で利益を得るには自ら積極的な売買をする必要があります。
ニュースや経済新聞を見ながらタイミングを細かに予測し行動に移す必要があるのです。

私達投資に携わる仕事をしてる人でも相場を考えるのはかなり難しいです。しかしプロより運用知識に長けた方はたくさんいます。利益としては大きな利益を狙える方法です。

メリット❤️1年で資産が2倍3倍なる可能性

デメリット💀1年で資産が半分もしくはゼロになる可能性がある。

投資というよりも投機(賭け事)に近いイメージ

【どんな人におすすめか。】
→投資の仕事経験がある。毎日情報を仕入れて積極的に売買判断ができる方にお勧めと言えます。

若しくは投資初心者でも全体の資産の10%程度の資産で行うようにする。=失敗しても困らない金額・結果10年20年塩漬けになっても構わない金額での活用が、おすすめといます。

 

長期投資(主に投資信託

長期で運用すると言う事は、そもそも目先のリターンを追わず、5年10年後を見据えて値上がりが期待できる株に投資をしたり債券で少しずつ利回りを積み上げるという事です。投資先を分散することでどこかが下落しても損失を分散し他でリカバリーできる効果がある。また、複利で運用できるため複利効果が期待できます。100→105万→110万

【どんな人におすすめか】
ある程度の情報はあるけど相場を毎日みて売買や管理ができない方にお勧めです。

→退職金や相続金など大きなお金での運用を考えいる方にお勧めです。特に退職金は運用を始めるとなるとご年齢が60歳前後の可能性があります。たしかに人生100年時代と言いますが運用できる時間(もしショックが起きて暴落した時に塩漬けにできる時間)が短いので損切りせざるを得ない大きすぎる値動きの運用は危険と、考える事もできます。

 

結局短期投資と、長期投資どっちが良いのか?

じゃあ自分は相場を見て積極的に売買できるから短期投資でも良いやと考えた方いらっしゃると思います。

そこで疑問です。

その運用方法をずっと続けていけるのかという疑問です。毎年毎年続けて勝てるのでしょうか?

結局短期投資で利益が出て預金に戻してしまったら戻したお金は低金利で預けたままになります。

ここで下の図を見てください。

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これは15年間のNYダウの動きです。

赤色で丸した部分に注目です。

仮にここで下がったタイミングを狙い戻したタイミングで利益確定が出来たとします。

 

でも5年10年後を見た時に買ったタイミングが多少高い時であってもそのまま放置していた方が資産は何倍にも大きくなった結果になります。

もちろん短期運用で上手く勝ち続けることができればそれが一番リターンも大きいと思います。

なので最終は運用する人が自分はどちらが向いているのかそこに結論があるような気がしています。

 

この考えは私の呟きです。

賛否両論ある方もいると思います。正解はないと思っています。

どうか皆様の資産運用に幸あれ❤️