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【投資単語帳】最近耳にするeMAXISやウェルスナビって何?投資信託と何が違うの?

こんにちはもりちまです!

今日は最近よく聞く投資にまつわる単語について解説していきたいと思います。

お客様との会話の中で最近やたら出てくるeMAXIS」「ウェルスナビ」金融業に勤める身として知っておかねばと勉強しました。勉強したうえでメリットデメリットについて私なりの考えを最後にお伝えしたいと思います。

 

eMAXIS(イーマクシス)とは?

インターネットで気軽に投資を楽しめるように幅広い商品をそろえた三菱UFJ国際投信株式会社のインデックスシリーズ。投資スタイルに合わせて使い方が自由

基本的に

①シンプルでわかりやすい

②申し込み手数料0円

③多彩なラインアップ  例:日経225インデックス 先進国リートインデックス

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例:「インターネット・トレード専用投信」eMAXIS先進国リートインデックス

下の図は運用レポートの一部を抜粋したものです

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このファンドはS&P500先進国リートインデックスに連動する運用成果を目指します

運用レポートには必ず青色で囲ったの騰落率が載ってると思います。

これは当ファンドの動きとベンチマーク(S&P500先進国リートインデックス)実績を並べて載せています。

ほぼ同じですよね。これがインデックス型ファンドの特徴です。アクティブ運用はファンドがベンチマークの実績を上回るように運用を目指すものなのでもしご自身で持ってるファンドがあれば見てみてください。

 

 

【結論】

イーマクシスは三菱UFJ国際投信株式会社の商品名であり中身はインデックスファンドでした!インデックス型の割にはいろんな種類があるのでそれぞれの値動きを楽しめそうです!コストも安いし手頃ですよね。

●デメリット●

インデックス型投資信託のため値動きが大きい。下がるときには資産調整しないので直接的な影響がある。

 

ウェルスナビとは?

一言でいうと「資産運用ロボットアドバイザー」

長期・積立・分散の資産運用を最先端の機能や機械取引を活用して自動で国際分散投資を行ってくれる。お客様はリスク許容度や投資知識を入力することで自動的に資産ロボが投資先を選定し運用をしてくれる。

手数料は運用管理費用の年1%t+年率0.08%~0.13%のETF保有コスト

最低金額は10万~

【質問内容】年齢・年収・金融資産・積立金額

・運用の目的は? ①余裕資金を着実に運用②住宅購入のための短期運用③退職金運用④子供のための長期的資金づくり)

・株が1か月で20%下落したら? ①投資資産を売却する ②一部売却する ③何もしない ④追加投資する

私は質問に答えたら、リスク許容度5番でした!

ポートフォリオは以下でした

米株(VTI)35% 日欧株(VEA)33.4% 新興国株(VWO)16.1% 米国債券5% 金5.5% 不動産5%

投資先はそれぞれのETF

VTI・・・バンガードトータルストックマーケットETF

VEA・・・バンガードFTSE先進国市場(米除く)FTF

VWO・・・バンガードFTSEエマージングマーケッツETF

ETFとは?

簡単に言うと上場している投資信託(株×投資信託)です。リアルタイムで取引が可能な投資信託であり証券会社のみ取り扱いがあります。コストがやすく指数に連動して動く点ではインデックス型投信と似ています。

 

【結論】

ウェルスナビは6つの質問を入力すると自分のリスク許容度にあったコースを選んでくれる資産ロボアドバイザーでした。コースによって投資比率(株や債券の構成比率)が異なるが主にETFを投資対象にしている。

ETF×バランスファンドであり運用はお任せのため自分で毎日運用管理する手間がない。ただし最低金額は10万円で積立を主としているようです。若い世代や働いてる世代には安心して運用ができそうですよね。

●デメリット●

5つの王道コースの運用のため面白味はない。投資の土台として安定運用で持つには良いが一部の資産で値上がりを期待して運用する運用ではない。

運用実績がわかりづらい。ホームページに運用実績が載ってるんですけど毎月積み立てした場合の2016年~の運用実績が載ってます。

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・・・・・積立運用なら良い実績に見えるのは当たり前じゃないですかー!!笑

一括で投資して実績がどうかというのが真の実績が見えるのに。。。

まあでも、だからこそウェルスナビが「積立」に特化している理由だと思います。

バランスファンドでも下落するときは落ちるので運用が上手か?という点ではHPからは読み取りにくいなと感じました。

 

【最後に】

eMAXIS」「ウェルスナビ」

今回調べて分かったのはどちらもインターネットを活用した資産運用であり誰かに相談するのではなく自分で選択・判断が必要なタイプであることです。

コストが安いのも購入した後のアフターフォローは自分管理であることインデックス・ETFを主とした運用であるためです。投資経験があり、相場もある程度見れる方は向いていると思います。

しかしインデックスやETFは投資するうえで重要な投資先の一つですが、値動きは激しいです。少額投資や積み立てで長期運用するのには向いていますが、大きな金額で始めるにはリスクが高すぎる気がします。

運用をカレーライスで例えるなら、

主となるご飯やルーは、相場に応じて分散投資してくれるバランスファンド(値動きが固いもの) ・ジャガイモやニンジン・お肉株式投資としてインデックス型等を活用するのが良いと思います。

また今回のお話は金融商品の中の一つ「投資信託」に関する話です。

金融商品は保険(終身・年金・介護)・債券・外貨預金等ほかにもたくさんあります。

自分の今後のライフスタイルや投資への考え方を改めて考えたうえでいろんな金融商品に投資をしたいと考えているなら金融機関で相談すべきかなと感じました。