ミレニアル世代のマネープランブログ

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資産運用の相談をする時にしてはいけない質問

最近お客様と電話やWEB提案する機会が増えているこの頃。

時間があったら少し話聞いてみるか。と思われる方も増えているようです🥰

この事自体はすごく素敵な事です。

自分の資産について前向きに話を聞いてみようと言う意識の変化はコロナをきっかけに増えてたといっても過言じゃないと思います。

実際前の記事でもお伝えしましたが確実に資産運用を始めた人は若い世代中心に増えているのです。

 

 

morichima.hatenablog.com

 

じゃあ実際電話が担当者とつながったとして

皆様何を質問・相談しますか?

私が思うにしてはいけない質問。。それは。。。

 

 

 

 

Q何か運用を始めようと思っていますがおすすめありますか?

 

この質問は結構あると思います!

この質問自体が悪いわけじゃないんです。

ただこの、おすすめという言葉。下手したら担当者が売りやすい商品だけ売りつけられる可能性があります。

 

もし、私がこの質問を受けた場合にお客様に伺うことがあります。

質問1️⃣運用の期間はどれくらい考えてますか?

質問2️⃣値上がりを期待しますか?安定性を重視しますか?ちなみにどれくらいのリターンを希望しますか?

質問3️⃣他で投資してますか?

 

なぜなら商品の良し悪しはその人の資産背景や運用経験で全く異なってしまいます。

そして私が上記で聞く質問には意図があります。担当者は意図のない質問は基本的にしないと思います。その人の投資環境を踏まえて商品を選定するからです。

 

質問意図1️⃣→基本資産運用は長期余剰資金で行うのもです。短期と回答した場合は投資ではなく投機的な要素が強いお客様が多いです。長期と答えた方は日々のマーケット見るのが苦手で放っておける運用を好む傾向にあります。

そう。お客様の投資タイプを識別しているのです。

 

質問意図2️⃣ここが1番重要。 金融機関では投資商品のリスクを数字で分けています。値動きが大きいほど数字が大きくなるのです。(リスク大=数字大)この質問でこの人は3番かな、とか4番かなの商品かなとかふるいにかけます。リターンについては大まかで良いんです。1年に10%くらいとか理想水準言っちゃって構いません!

投資リスク番号が決まればその中で求めるリターンを踏まえて投資商品の信頼性(運用実績が固いもの・投資金流入が多いもの)などを案内します。

 

質問意図3️⃣この質問はお客様の投資先が偏らないように聞くケースが多いです。同じもの案内しても仕方がないし投機先を分散できればリスク分散にもなります。

 

つまり言い換えると

上記3つの質問にお客様自身が答えられないと最低限その人に合った商品のご案内ができない可能性があります。

その結果自分が思ってた商品じゃないとか担当者に売りつけられたとかそういった悲しい出来事が起こりがちになります。

 

せっかく資産相談するなら短い時間で自分が納得できる商品に出会いたいですよね。

だって忙しい中で時間は貴重だと思うんです。私もせっかく頂いた時間内に納得できる情報のお伝えができないと自分の力不足だと悔しい思いをします。

 

なので皆様以上3つのの質問には答えられるような状態で相談するとより良い話につながるかもしれません!

私も日々勉強です。

皆様のマネープランに幸あれ🥰