ミレニアル世代のマネープランブログ

現役金融会社員 マネープランに関する記事をお届けします

【今日の日経記事】リートは売り時?

お久しぶりです😊

今日はリート(不動産株式投資)に関する記事をご紹介します。

リートといえば一昨年コロナショック時に最も下げ、2021年に最も上昇した資産です。

そんなこんなで注目された資産ではありますか不安要素が出ています。

記事の内容は

 

世界の不動産投資信託REIT)への投資が鈍り始めた。世界のREIT時価総額は3月末時点で2.5兆ドル(約310兆円)と、2021年12月末比で5%減少した。減少率としては8四半期ぶりの大きさとなる。

理由は

①景気後退懸念

②利上げに伴う米住宅価格下落

 

 

本来REITはインフレ時の備え「耐インフレ」資産として評価されてきた資産でした。

テナントからの安定賃料収入で比較的長期保有すると株よりもリスクを抑えてリターンを追求できると。

しかし景気後退シグナルが出る今は不安要素となっているようです。

景気が悪化すれば物流施設からホテルまで不動産の利用は落ち込む。新規の不動産開発投資も縮小して、REITには逆風となっています。

インフレに強い、という評価も景気減速懸念によって変わりつつあるあるようです。

既に4月上旬には市場が景気後退のサインとみなす米2年債利回りが10年債を上回る「逆イールド」が発生した。バンク・オブ・アメリカによる4月の機関投資家調査では、景気後退とインフレが続く「スタグフレーション」を予想する比率が7割と、リーマン・ショック直前の08年8月以降で最も高くなっています。

 

4月に入ってREIT相場はやや持ち直していますが米国の標準的な住宅ローン金利が11年ぶりの高水準になるなど、好調だった住宅分野も転機を迎えています。

みずほ証券の大畠氏は「ここ数カ月の価格下落で今後2、3年かかる利上げ局面の全てを織り込んだとはいえない」と指的しているようです。

 

リート保有して利益が出てる方は現金化して次の投資の機会を狙っても良いと思いますね。

それでは👋

 

【今日の日経新聞】新興国通貨買いか?売りか?

今日は久しぶりに新興国通貨に関する記事が載っていました。

最近なんとなーく話題から避けられてきた新興国

長く塩漬けになってしまってる方やこれから投資してみようと考えている方に少しでも参考になればと思います。

記事の内容は

新興国の株と通貨の明暗が分かれている。

資源豊富なブラジル・インドネシアは投資家に選好🌟

→ロシアの軍事侵攻で資源価格が高騰し、景気の先行き不透明感が増す中、資源が豊富で、経常収支が改善する期待を持っているから。

一方で、資源が乏しく財政も脆弱なエジプトなどからは資金が流出。

 

よくドル高が進むと新興国のドル建て債務の返済が首を絞めるなんて話を聞きますが、

日経記事によるとインドネシアやブラジルは外貨準備高が豊富で懸念が少ないとの事でした。

 

ブラジルは、リオのオリンピック需要で2015年くらいにめちゃくちゃ投資信託も人気だったんですよね💦

でも当てが外れて結構負債を抱えている方は多いと思います。

そもそも新興国に投資をすると言う事は

【これから成長する国】に投資する事なので政治基盤や汚職・国としての信用がまだ薄く

経済リスクよりも信用リスクが大きいですよね💦

 

もしブラジルファンド持っている方!

投資の期間(この先10年待てるか?)やリスクへの考え方(値動きの許容)・投資への期待がかわってないなら持ち続けるべきです。

あとは全体の資産のバランスを見て、偏りすぎない投資も大切だと感じます。

 

ちなみにニュースとか周りの情報で注目されてる新興国

インド・インドネシアベトナム

この辺りでしょうか?

ベトナムはデジタル加速してるってモーニングサテライトでも取り上げられてましたね!

中国も新興国といえば新興国

いづれにしても全体の資産の1割くらいに抑えるか積み立て投資を組み入れたいところですね。

 

 

【今日の日経新聞】安全資産の円買いはどこへ?

今日は日経新聞より為替に関する記事をお伝えしたいと思います。

リスクオフの円買い外国為替市場で定着してきたそんな現象が消えつつある。

かつては地政学リスクが高まると円は対ドルでも大きく上昇し、運用リスクを避けようとした投資家のマネーが円に集まる「リスクオフの円買い」が起きることが一般的だった。その常識が変わりつつある。

 

日本円の安全通貨としての地位を高めてきた一因が、強い製造業を背景とした経常収支や貿易収支の黒字だ。

地政学リスクの高まりなどリスクオフ局面で金融市場の取引が低調になっても、貿易黒字が円相場を自動的に押し上げるという発想が浮かびやすい」

近年は製造業の国外流出や東日本震災後の化石燃料の輸入増などを受けて貿易黒字は縮小し、赤字になる月も目立つ。

財務省が8日発表した1月の国際収支状況(速報)によると、経常収支は1兆1887億円の赤字と赤字額は比較可能な1985年以降で2番目に大きい赤字。

またゼロ金利政策で利息もつかない。

 

国内外の物価変動の違いを調整した円の実力(実質実効為替レート)は既に約50年ぶりの低水準にある。

これからのことから以前はリスク回避の円買いと言われていた縮図も変わり円が変わらなくなってしまった

 

【まとめ】

リスク回避の円買いが起きなくなってある。円の資産価値が下がっているため改めて外貨保有の意義が問われている

理由は

①日本の貿易赤字の拡大 戦後2番目

ゼロ金利政策により円の魅力が薄れている

③円の実力実行為替レートも約50年ぶりの低水準

これから円の資産価値はどうなっていくのか。

 

 

相手への伝え方に悩んでる方「1分で話せ」読んでみてください

お久しぶりです
金融系OLの独り言ブログもりちまです
長らく更新できずすみませんでした。
最近相場や世界情勢が動く中でお客様に上手に伝えられていないなと感じることが

多くて、自己啓発のためにある本を読みました。大変参考になったので
もし、営業やプレゼンで誰かに「伝える」表現に自信がない方はぜひ読んでみていただきたいのです。

今日はその本の内容と私が感じたことを「資産運用」に絡めてお伝えしたいと思います。

本のタイトルは「1分で話せ」 著者 伊藤 羊一さん

もともとは銀行出身で様々な会社で経験を積みながらプレゼン国内CEOコースで一位の成績を修めた方です。今はヤフーでアカデミア学長などを兼任しています。
本の内容は「大事なことだけシンプルに話す」「結論+根拠+たとえば=相手の右脳と左脳を動かく」これらを意識することで格段に伝える力・相手動かす力を得ることでがきるというものです。

私がこの本を読んで改めて心に響いたのは

①人は8割話を聞いていない

②★ゴールを明確にする

③主張と根拠の理由はつながっていなくてはならない

根拠は3つほどで1分以内に話をしろ

④★相手にイメージさせる

その中でも最近私にかけていたのは

②★ゴールを明確にする・相手にイメージさせるだと気づきました。

第①章ステップ①「伝えるための基本的事項」P29~です
⭐️ゴールは何か

「理解してもらうはゴールにならない」

「聞き手がどこまでやればよいのか」を決めて伝えることがゴールである
私たちはついこのゴールを決めずに準備してしまうことが多く、「テーマは××だ。時間内にどう伝えるか考えよう」と準備してしまうことが多いのです
「すべてのプレゼンはゴールを達成するためにあります。聞き手のことを考え聞き手をどういう状態に持っていきたいのか見定めてからそれを実行するにはどうしたらよいか逆算して考える必要があるのです。」このフレーズが心に響きましたね。

最近の私の話しぶりは時間内になぜこの商品が今良いのか・お客様に合っているのかは意識して話をしてきたけど「お客様に動いてもらう」「イメージしてもらう」というゴールはあんまり意識できてなかったなと。(その商品の良さを伝えるほうに比重が傾いていたような・・)

私のゴールはお客様に資産運用をはじめていただくことだからしっかり商品説明した後は今後の流れを説明するところまでが案内なのに意識できていませんでした。

「結論 あなたのお考えにはこの運用商品があっていますね。根拠 なぜならこうだから

こちらを初めていただくには運用の口座開設が必要です・郵送で手続きが可能です。いつまででああればこの条件のため何日までには開設が必要ですね

ここまで案内するのが私の役目であとはお客様に決めていただく。

以前窓口でご案内していた時はお客様に来店してもらっているのだから当然このまま手続きするのが当たり前でした。でもオンラインでご案内するにあたっては必ずしも「今日」手続きする必要がないのでしっかりタイムスケジュールお伝えするところまでが私のゴールだなと感じました。

そしてもう一つの⭐️「お客様にイメージしてもらう」

お客様のゴールは運用をすることではない。運用した資産で趣味ややりたいことにお金を使ってもらう・物価上昇などの資産価値の目減りから自分のお金を守る

運用して増えた資金を何に使うかイメージしてもらう必要がありました。
最近この大事な部分をつたえれてなかったなーなんて。

資産運用のその先のゴールはお客様一人ひとり異なります。また投資商品も知識・経験によってその人に適したものは違いますよね。

お客様に運用した資金で何をしてもらうかイメージしてもらうことが大切

 →運用したお金は趣味ややりたいことに使うのか・老後の生活にするのか・お世話になった家族に遺すのか。増えたお金で家族旅行に行きたい・息子の留学費用に使いたい・リフォームに費用の足しにしたい・・・

そのイメージにリスクの考え方を合わせてその方に適した資産配分のご提案をするべきであると思います。

リスクへの考え方を端的にお客様にお伝えする

リスクというのは元本割れということではなく「値動きの幅」のことです。

以下内容お伝えしお客様がどのお考えに近いのかコンサルしていきます。

・安全性を重視した置き方=価格の変動がないもの 何年でいくら増えるかきまっているもの→個人向け国債・円建て個人年金・外貨建て個人年金(為替変動有り)・外国債

 年利0.05%~0.2%(円建て) 1.5~2%(外貨建て)

・自分で管理が難しいが値動きが大きくないものがよい

年利3%~10%程度 バランス系投資信託・ファンドラップ(安定~バランス型)・外貨預金

自分で管理というのは相場をニュースや新聞で適した投資先に自分で売買して切り替えることを指します。

基本的に景気の見通しが良い時には株式・後退局面や利上げ時には債券・商品コモディティが力を発揮します。それを自分で情勢に合わせて管理できるか。

 

・自分で管理難しいが値上がり追求したいな・株に投資するには金額は大きすぎてこわいな

年利15%~40%  ファンドラップ(積極)国際株式投資信託

投資は何年がの何月に使いたい資金でやるのはお勧めできません。その時の相場がどっちにふれているかわからないので。

ただ漠然とゆくゆくな資金を増やすなら怖くないです。なので長期で運用できて尚且つ値上がりを重視したい方向けです。


・少額で投機的運用がしたい・大きな値上がり期待もちたいな

→個別株・ビットコイン

これは元本がゼロになっても構わないというドリーム銘柄です。

この辺りをしっかり端的に伝えていきたいと思います。

 

話が資産運用のほうにだいぶそれちゃいましたが

私の今日の記事内容は自己啓発で読ませていただいた

「1分で話せ」この本を通じて改めて自分に何か欠けていたのか、意識が薄くなっていたのか考え直すことができてよかったなと感じたということです。

頭の整理ができました。

なんだか自己満足的な記事になってしまったのですが皆様もぜひ読んでみてくださいね。また金融コンサルたちがこういったことを考えてご案内してるんだなとわかると

限られた時間のなかで有意義な資産運用相談ができると思います。

皆様の運用に幸あれ!

米国利上げ局面でも株は上がる。

最近パッとしない株価の動き。利上げで株は下がるのか?どこに投資すべきか?迷いますね。

日経記事や仕事から私が考える利上げと株価の動きについて少しご紹介させてください。

 

FRBが前回、バランスシート縮小を行い、米長期金利が上昇した期間の株式市場の動きを振り返ります。

前回2017年9月のFOMC以降、米長期金利は約1年2カ月かけて約1%上昇しました。

そこから2つの教訓、①米長期金利が上昇しても業績改善やリスク・プレミアム(株式投資に求める超過収益)の低下によりTOPIX等の株価は上昇しうること、②物色面では、株価の金利連動性の高い金融株がアウトパフォームする傾向がみられ、業績予想の修正動向がセクター間の相対株価パフォーマンスに影響する度合いが大きいこと、を導きます。 その上で、今回も米長期金利が上昇しても業績改善やリスク・プレミアム低下からTOPIXは22年度末にかけて上昇する可能性が高いと議論します。

(日経記事より)

つまり米利上げ=量的緩和縮小が起きても株式はあがるという話です。

この説は他のレポートでも言われており過去利上げ時の株価上昇確率は7割とこちらも半分以上です。

そもそも株価とは企業への期待で上昇します。

人口増加による市場の拡大・GDP増加・景気による企業業績これらが良好であれば上がります。

利上げは確かに一時的には景気加熱を冷やす傾向はありますが冷えたところからまたマーケットは熱く拡大していきます。

企業決算などが良ければ一時的に下がったとしても戻ります。

この景気のサイクルは変わらないといえそうです。

ただ昨今からもわかるように利上げ局面で1番売られているのはハイテク系などのグロース株です。

逆に利上げで恩恵を受ける企業もいます。

金融などです。

⭐️一概に株と言っても業種を分散することが今年は大切と言えそうです。

また、利上げは3月を最初に複数回に分けて行う予定です。

もし、2回目以降の利上げで下がる局面があれば買い増しできるように資金余力を残しておくのも大切と言えそうですね。

 

【日経記事】住宅価格高値更新。。今後はどうなる?

おはようございます😃

今日は日経記事から急騰するマンション価格の記事に関してお伝えします。

私はまだ賃貸で、ゆくゆくは購入を考えてはいるもののマンション価格の高騰に足踏みしてる状態です。

まだまだ価格は上昇するのか?それとも調整が入るのか?気になりますね。

 

①首都圏の新築マンション価格はバブル期を超えて最高値更新

②主に購入の担い手は富裕層による投資目的(値上がり期待売却・節税対策)とパワーカップルによるペアローン購入

③マンション価格の高騰を抑える要因は見つからないものの日米長期金利上昇で変動金利が上昇。住宅ローン控除を0.7%に国は減らした矢先に金利が上がってしまった。

最近のトピックスは以上のようです。

今はコロナよる物流混乱もあり原材料の価格負担も大きいと言えます。

ただいくらパワーカップルといえども日本はアメリカのように賃金が上昇していません。

このままマンション価格だけが上がることはあるのかと疑問ですね。

昔に比べて生活費の中の住宅に占める負担割合が増しています。

日本の経済に偏りが起きないよう何か対策が打たれて欲しいところですね。

残念ながら住居価格の下落はすぐにはなさそうかも。😂

【日経記事】

不動産経済研究所によると2021年の首都圏新築マンション価格は6260万円と、バブル期の1990年を超えて過去最高

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コロナショック後に販売は一時急減速したものの、大手デベロッパーは値下げに踏み切らず、市況は悪化しなかった。

当面は価格が下がる要素が見当たらないと指摘する。

だが、その価格は共働きの「パワーカップル」でさえ手が届きにくい水準になりつつあり、実需が離れ始めているとの指摘も出ている。

パワーカップルのペアローン率も増加傾向にある。

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「都心のマンションを複数所有するような富裕層は、賃料ではなく値上がりを期待して購入している」

マンション価格がピークをつければ、投資マネーの逃げ足は意外に速そうだ。

日銀のマイナス金利政策を背景に、住宅ローンの金利は歴史的な低水準で推移してきた。住宅ローン減税の控除率は今年、ローン残高の1%から0.7%に縮小されたが、変動金利の住宅ローンは多くの銀行がこの水準を下回る。一方、米金利上昇を受けて長期固定のローン金利はじわりと上昇し始めた。当面変動金利が上昇に転じる可能性は低いが、ローンで購入資金の大半を賄う場合は注意が必要だ。

 

【日経マネーの学び】バリュー株投資の注目

 

おはようございます😃

1月末からの株の下落に際して何に投資しようか悩んでる方も多いと思います。

下がった今こそ買い増し!とは中々難しいですよね笑💦

 

さて、株系の投資信託にも大きく2つの種類があるのをご存知でしょうか?

グロース株とバリュー株です。

この2つの株価は少し異なる動きをする局面があるんです。

もし持っている投資信託や株がグロース株メインならばリスク分散としてバリュー株を持つことをご案内します。

その理由について日経記事に載ってたのでご紹介です。

 

バリュー株運用とは、利益や純資産などで評価した企業価値に比べて株価が何らかの理由で割安になっている企業へ投資する「企業の現在の価値」に着目した運用。

一方、グロース株運用は将来高い利益成長が見込まれる企業へ投資する「企業の将来の成長性」に着目した運用だ。

近年の資金純流出入状況を見ると、高パフォーマンスを背景に外国株式型投信が資金を集めている。外国株式型投信にもグロース型とバリュー型があるが主役はグロース型運用だ。ここ数年続いているグロース株優位のマーケット状況を追い風に好成績を上げている投信が多い。

ただ、グロース型とバリュー型、どちらが優位かは時期によって異なる。2000年以降に限れば、年ごとの優劣はほぼ引き分けだ。金利、インフレ率、景気などを手掛かりに、目先、どちらの運用が優位かを探る解説も目にするが、適時的確に当てるのは難しい。資産運用という観点では、バリュー型とグロース型の両スタイルの運用に分散して投資することが有用な打ち手だ。このような両にらみの運用スタイルは機関投資家も実践しており、運用成績全体の安定化も期待できる。

表は5年以上の運用実績があるバリュー型国際株投信のリターンランキングだ。

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グロース株はIT技術系が多い

バリュー株は金融・小売・海運・鉄鋼など業種は幅広いけど企業の規模の割に純利益が少なく割安と放置されている銘柄が多い

グロース株よりも企業の規模は大きい安定した企業が多い印象

メガバンクや大手生保もそうですね。

グロース株と違って下がってももともと割安水準で売買されてるので下値が限られてます。

また金利上昇局面では強い銘柄が多いのです。

 

ぜひ分散の一つとして検討するのも良いかもですね。😊