ミレニアル世代のマネープランブログ

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米国利上げ局面でも株は上がる。

最近パッとしない株価の動き。利上げで株は下がるのか?どこに投資すべきか?迷いますね。

日経記事や仕事から私が考える利上げと株価の動きについて少しご紹介させてください。

 

FRBが前回、バランスシート縮小を行い、米長期金利が上昇した期間の株式市場の動きを振り返ります。

前回2017年9月のFOMC以降、米長期金利は約1年2カ月かけて約1%上昇しました。

そこから2つの教訓、①米長期金利が上昇しても業績改善やリスク・プレミアム(株式投資に求める超過収益)の低下によりTOPIX等の株価は上昇しうること、②物色面では、株価の金利連動性の高い金融株がアウトパフォームする傾向がみられ、業績予想の修正動向がセクター間の相対株価パフォーマンスに影響する度合いが大きいこと、を導きます。 その上で、今回も米長期金利が上昇しても業績改善やリスク・プレミアム低下からTOPIXは22年度末にかけて上昇する可能性が高いと議論します。

(日経記事より)

つまり米利上げ=量的緩和縮小が起きても株式はあがるという話です。

この説は他のレポートでも言われており過去利上げ時の株価上昇確率は7割とこちらも半分以上です。

そもそも株価とは企業への期待で上昇します。

人口増加による市場の拡大・GDP増加・景気による企業業績これらが良好であれば上がります。

利上げは確かに一時的には景気加熱を冷やす傾向はありますが冷えたところからまたマーケットは熱く拡大していきます。

企業決算などが良ければ一時的に下がったとしても戻ります。

この景気のサイクルは変わらないといえそうです。

ただ昨今からもわかるように利上げ局面で1番売られているのはハイテク系などのグロース株です。

逆に利上げで恩恵を受ける企業もいます。

金融などです。

⭐️一概に株と言っても業種を分散することが今年は大切と言えそうです。

また、利上げは3月を最初に複数回に分けて行う予定です。

もし、2回目以降の利上げで下がる局面があれば買い増しできるように資金余力を残しておくのも大切と言えそうですね。