世界で見る投資信託の平均保有期間は?日本はなんと。。
こんにちはもりちまです
今日は投資をする上でよく聞く言葉
「長期投資」
これは世の中にどれくらい浸透しているのか
先日のモーニングサテライト(朝の経済番組)においても
投資信託をもっと長く持ってみたらどうでしょうか?というような運用会社の方の解説がありました。
私も賛成です🙋♀️(ついこのあいだ半年で株式投資信託を売却した人が何を言うかと思われますが。。笑笑)
短期でお金を稼ぐ事は大事ですがそれって毎日相場を気にしなきゃいけないしストレスになりそう。。💦
また売却するときは思い切りの決断が必要です。エネルギー結構使いますよね。
それに短期投資では当資金も少なく利益が出ても全体を見たら僅かな利益です。
実際長期投資といわれる投資信託。
世界ではどれくらいの期間保有しているのでしょうか?
日本と比較したグラフを見つけました。
長期分散型投資は株や債券などが分散されたバランス型投資信託といわれるもモノです。
グラフから推測できること。
見ての通り世界の中で日本の投資信託保有期間はダントツ短いです。短期での頻繁な売り買いがされているということみたい。。。
それでも日本もバランス型投信は1.7年(2013)から3.45年(2018)へ伸びておりアメリカの水準なみになっています。欧州は4.5年。
ここ最近では日本でも長期投資が根付いてきているようです。
なぜか?
理由は2つ考えています。
1つは長期投資をして良い思いをしてないから。
2つ目は販売会社による販売体制
下は日経平均株価とNYダウの株価の動きです
青がNYダウ 赤日経平均株価
見てわかる通り日本の株価の最高値はバブル期
でそこから水準を超えてないです。
つまり長期で持っても利益が出ていない(積立を除いて)
しかしながらNYダウアメリカ株については上下を激しく繰り返しながらも右肩上がりです。
長期保有する事で短期で売却して人よりも増えてる可能性が高いです。
このことから日本人は長期投資で勝てなかった経験をされている方も多く全体的に長期保有のイメージが湧いてない可能性があるかなと思います。
2つ目は販売会社による頻繁な乗り換え勧誘です。
販売会社の投信売買による手数料稼ぎは数年前に問題視され金融庁から指摘が入りました。
今はお客様本位の業務の運営が見直され積極的な乗り換え勧誘は禁じられています。
しかしこういった背景も今まで短期保有傾向にあった影響かもしれないですね。
ただ、乗り換え勧誘自体が悪いことだとはまったく思いません
「私が考える乗り換え(ほかの投信へ投資先を変えること)に至る考え方」
①3年経っても一度もプラスにならない投資信託→運用実績がコスト負けしている可能性
②何らかの事情で運用されなくなってしまった投資信託→純資産が減ってしまったり、基準価格をこれ以上落とすことができないオプションがついているため運用自体をやめ、現金化されてしまっているもの。運用されてなくても信託報酬は引かれるため持っている意味がない
③期待した利益が取れた時
④資産全体で見た時のポートフォリオ入替を考える時→株式相場が上がり利益が膨らんでいるといつの間にか全体資産におけるハイリスク運用の比率が高くなっている可能性有り
そのときは調整する意味を兼ねて乗り換えも検討
結論 積立投資が精神的には安定(笑)
昨日旦那さんがボソッと言ってました
「個別株を小学で売り買いしてたけどやっぱり積立で運用してた方が初心者には向いてるしコスパが良いわ」と。
この考え方は人それぞれだと思いますが
小さい当資金を目で追っていくよりも、お金を積立して当資金を増やして放っておくほうが意外と心理的にも・成果としても良いという考え方はあると思います!
運用に精通してる方は売買での儲け、あっぱれだと思います!
でも私も面倒くさがりなのでこまめに売買タイプではありません。。。
ただこの記事で言いたかったのは、
投資信託は短期ではなく長期運用であることをもう少し日本人は考えてよいんじゃないかなと。ゆっくりゆっくり。。焦らず。。zzz
お客様の中にも運用してること自体忘れている方のほうが運用はうまくいってるケースが多いです!
リーマンショックで塩づけになっているお客様も茲許の株価上昇でプラスに戻している方が増えてきています。その間12年くらいですよね。
私も焦らず気長に運用していきたいと思っています。頑張ります!