【住宅編】住宅ローンってどう借りるの?Q&A②
Q5住宅ローンの返済方法は?
基本的に返済方法は①元利均等返済②元金均等返済の2種類が多いです
①元利均等返済(元金(借りてる金額) と利息を合算して均等に返済するよ)
◯毎月の返済金額が一定のため返済計画が立てやすい
◯元金均等返済よりも返済開始当初の毎月の返済額が少ない
✖元金均等返済に比べて総支払額が多くなる
⇒「返済」を重視するよりも今ある生活の負担を抑えながらコツコツ返済するタイプ
②元金均等返済(元金を均等に返済しながら利息も返済するよ)
◯毎月の返済額は返済が進めば進むほど少なくなる(元金をどんどん返済してるわけだから払う利息もだんだん小さくなる)
◯元利均等返済に比べて総支払利息が少なくなる
✖元利均等返済に比べ返済開始当初は毎月に返済額が大きくなる
⇒「返済」に比重を置いても生活に負担がなく、できるだけ早めに完済したいタイプ
Q6ローンの借り方は?
①単独ローン
②ペアローン
③連帯債務
④連帯保証
①単独ローン・・・1人でローン借入(債務者1人)
◯1人の必要書類で済む
✖収入合算と比べて借入可能額が小さくなる
②ペアローン・・2人で別々にローン借入(主債務者2人がぞれぞれの金額で借入・割合で持ち分(所有権の割合)も変わる)
◯収入合算により借入可能額が増える
◯住宅ローン控除を2人でそれぞれ活用できる
✖事務コストが2倍になる
✖団信への加入はそれぞれ単独での申込となる
⇒夫婦2人で定年まで働き続ける意思がある方にお勧め
③連帯債務・・・2人で一つのローンを借入(主債務者+連帯債務者)
◯収入合算によって借入可能額が増える
◯住宅ローン控除を2人で活用できる
◯事務コストは1人分
✖連帯債務者は団信に入れない可能性が高い・扱っている金融機関が少ない
⇒数年後には妻は仕事を辞めるかもしれないけど今は節税効果を受けたい方
事務コストも一人分にもかかわらずローン控除は2人分受けられる・もし団信がつけられたら最強★団信がつけれなかったら債務者が頑張って返済しないとダメ
④連帯保証・・・2人で一つのローン借入(主債務者+連帯保証人)
◯収入合算により借入可能額がふえる
◯事務コスト1人分
✖住宅ローンや団信は主債務者のみ
所有権も主債務者のみ
⇒2人の収入で借入金額は増やせるけど連帯保証人が死んでしまったら何の保証もおりないため主債務者が一人で頑張って返さないといけない・ローン控除の節税も一人分しか使えない
★住宅ローン控除
その年の住宅ローン残高×1%が所得税から控除できるため払いすぎた税金が戻ってくる制度
10年間利用できて1人当たり最大400万円(40万円×10年)の控除が可能
4000万円の借り入れで40万なので5000万円借り入れても40万円分の控除。
逆に返済して残高が減れば控除できる金額も減ります
※住宅ローン控除適用物件は一定の条件があるのでしっかり確認する必要がありそう
2人でローン組むことの最大のリスク
●「離婚」
これは仕事の先輩がよく言っていました
ペアローンで離婚すると大変と。
なぜ大変なのか。
それは離婚しても夫婦2人でローンを返済し続けなくてはならないから。
ペアローン場合の持ち分は共有名義
仮に旦那さんが家をでても奥さんの住む家のローンを返済しなくてはならない。(旦那さんに新しい家庭があって子供もいて・・教育費払いながら元妻の住む住宅ローンかえせるのかしら。。?)
そうなると家を売却するしかない!
借入金額よりも高く売れれば良いけど安くしか売れなかったら?残りの借金は返さないといけない。
しかも売却するには2人の名義の物件だから二人の承諾が必要。事あるごとに2人の印鑑・サインが必要で離婚後に何回も会わなきゃいけないそうです・・
弁護士を介して手続するケースが多いようですが。。大変そう。
結論
「うん。離婚せずに多少のことは水に流して2人で返済頑張ろう(* ̄0 ̄)/ オゥッ!!」笑
住宅ローン借りるは返すことができる金額の借入なのか・夫婦でどうやって返していくのか、足元だけではなく将来を見据えて考える必要がありそう。
あまり考えすぎても夢がないし。。ローンを背負うことで頑張れるという考え方も一理あるし最悪返済できなければ売却という方法もあるし。。
私が感じたのは「夫婦の協力が必要であること・背伸びせずライフプランを立てて考えること」が大事だなと感じました。