ミレニアル世代のマネープランブログ

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【住宅編】住宅ローン改めてペアローンってどうなのか担当者に聞いてみた

我が家はまだ賃貸暮らしですが周りの友人たちが最近続々と家を買い始めたのです。
周りが動いているのを見るとどうしても気になる・・・
物件価格も最高に高い今なぜ人々はこのタイミングで家を買うのでしょうか?

諸説ありますが人間は大きな危機を経験すると子孫に何かを残したいと思う生き物らしいです。

実際東北の大震災の後にも住宅購入件数は増えたとのデータがあります。

コロナショックを経てそういった動きが再燃しているのでしょうか・・・?

 

それはともかくとして

もし家を買った場合に住宅ローンはどう組むのが良いのか?

住宅ローン担当の知人に聞いてみました。

ローンの組み方は家の事情や夫婦の働き方の考えで大きく変わるため絶対の正解はない

という前提でお話したいと思います。

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以前住宅ローンに関して基礎知識を調べた記事を書いたので合わせて参照いただければと思います。

 

morichima.hatenablog.com

住宅ローンを考えるときには将来のライフプランや働き方への考え方が軸になります。

私の働き方への考えですが、

①60歳くらいまでは何らかの仕事に就いていたい

②子供が生まれたら育休産休を経て小学生に上がるくらいまでは時短勤務を活用したい

③子供が大学生になったら少し勤務日数を調整したい。それでも年間200万~300万円くらいの年収で働きたい。

 

これはまだ旦那さんには言っておりません!(笑)

子供がいない身なので子育てしながら果たして働けるのか?周りのママさんworkerのお話などを聞いたうえでのあくまで妄想の世界です。

ただし共働き世代の今、仕事を辞めるつもりはありません。だからと言って今の年収をキープできるかといわれると不安です。

これが素直な私の働き方への考えです。

同じような考えの女性は多いのではないかなと思います。

その考えを伝えたうえで住宅ローン担当の知人にアドバイスをもらいました。

 

★結論★

・住宅ローンはペアローンで組む

・負担割合は旦那さんを重めにすること

・お互いのローンには団体信用生命保険と3大疾病保障保険を必ず付けること

 

とのことでした。

 

・ペアローンで組むのは審査がおりやすいから。住宅ローン控除を最大限活用できるから。

・負担割合は無理なく返済し続ける金額で分かる必要があるから。

ローンは毎月返済がやってきます

仮に5500万円の借り入れで妻1500万円 旦那4000万円の35年ローン

だとすると妻のほうでも毎月4万程度の返済が35年間続くわけです。

時短勤務や勤務日数を変えた場合には今の年収から当然下がるわけなので

それを踏まえたうえで返済ができる金額で借入をすべきとのことです。

 

・お互いのローンに団信と3大疾病を付ける理由は、どちらかががんや大きな病気・あるいはなくなってしまったときにローンの負担がなくなるからです。

今や共働きは夫婦の収入で収支のバランスをとっているためどちらかが働けなくなった場合に収入が減って支出が減らないとなると相当厳しいとのことです。

確かにこのような保障をつけると金利は上乗せになります。

しかしながらほとんどがこの保障0.3%程度の金利上乗せで準備ができるため今の変動金利が0.5%程度と考えると上乗せしても1%未満未満です。

よって住宅ローン控除の1%とほぼ同じで準備ができます。

ペアローンということはそれぞれの住宅ローン控除も使えます。なのでこの保障はつけたほうが良いとのことでした。

 

ちなみにどこの金融機関でローンを組むのがお得なのか?聞いてみると

金融機関によって異なるのは

①融資手数料(借入金融機関に支払う事務手数料 借入の2.2%等と決まっているケースが多い)

②信用保証手数料(失業などでローンが返せないときに家は無くなるがローンを保証会社が負担してくれる制度)

③保険の保障内容

この3つが大きく差が出るところらしいです。金利の安さは目を引かれますが実際初期コストとしてかかる①や②の手数料も比較する必要があるそうです。

また3大疾病保障についても「がんと診断されれば保障対象」というものと「所定のがんの状態が180日以上続いた場合に保障対象」など細かく分かれているケースがあるため要注意とのことです。

 

絶対この借り方が良いですというわけでもないし、すぐに判断できないこともありますが、もしローンの組み方で悩んでいる方がいれば一つの判断材料になればと思っています。

 

それでは👋