ミレニアル世代のマネープランブログ

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認知症預金は家族でも引き出せないのか?

今日の日経新聞で気になった記事です☺️

 

認知症患者の預金、代理権ない親族も出金可能 全銀協

 

以前からこの問題、銀行では結構あやふやになってたようなので全国銀行協会で方針が決まってきたようですね。

 

今の銀行って本人が行かないと家族であっても、どんな事情でも引き出せないですよね。

家族なんだし良いじゃん。って思いますけど中には複雑な家族もあって訴訟になるケースも多いようです。

家族といえども他人という考えなんですね。💦

 

そんな中で親の認知症で医療費のため、親の口座から振り込みしたいなとか、引き出ししたいなとかで子供が窓口に来るケースあると思います。

手続きできないんですよね。辛い。

事前に代理人申請を本人の意思がある時に銀行に届けてれば大丈夫ですけど、届けてる人なんて僅かでしょうね?😭

 

でもこの記事読むと家族以外でも手続き出るってなんとも視野が広がってる!!

 

記事

全国銀行協会認知症患者の預金を引き出す場合の「考え方」をまとめた。預金を払い戻すには本人の意思確認が必要で、親族といえども預金を引き出せないとしてきた慣例を見直す。成年後見制度を利用することが「基本」としつつも、代理権がなくても「極めて限定的な対応」を定め、預金の代理出金を認める方向だ。全銀協が18日に公表する。

2025年には認知症患者が700万人前後になり、30年に総金融資産215兆円に達するとの推計もある。今は本人の財産を保護するため認知能力が低下すると預金引き出しに応じない銀行が多い。

預金を引き出したいという家族のニーズは高まっており、銀行界としてかじを切る。ポイントは成年後見制度など法的な代理権をまだ持っていない親族が引き出し可能な手続きを認めることだ。

 

認知症資産215兆円凄すぎる。。経済動かなくなるわけだ。笑

まだ制度がたどってなさそうなので相変わらず不便そうですけどゆくゆくは対策が決まりそうですね。

今のうちはもし、心配なら銀行の代理人届け出しといたほうが良さそうですね。